ルート
美濃戸口→美濃戸山荘→南沢→行者小屋→文三郎尾根→赤岳→赤岳展望荘→地蔵尾根→行者小屋→→美濃戸口
2時にitさんの車で千葉を出発して6時前に美濃戸口に到着した。駐車場に雪が積もり、その下が凍っていたために何度かタイヤが空回りした。
しょっぱなから少々苦戦したものの準備を終えていざ出発!と駐車場を出たところで凍った道路ですっころんだ。
美濃戸山荘まではところどころ凍った道を気をつけて歩いたが、それ以降は雪がしっかりと締まった道になっていた。去年末の谷川岳登山のラッセル行軍とは比べ物にならない歩きやすさだった。
行者小屋に着いて一休み。いくつかテントが張ってあったが、こんな寒いところにテントで泊まれるものなのかと、未経験者では信じられない。

行者小屋から見上げる。
行者小屋からの道、文三郎尾根は急な勾配になるためにアイゼンとピッケルを用意して進んだ。周りの林がなくなったころから、雪がまるで砂のように乾いたものになって、それが風で飛ばされて顔に当たると痛かった。

岩と雪の混じる鎖場をよじ登り、山頂までもう少し。
そして山頂。見渡すばかりの山脈。快晴と空気の澄みで、幾重にも連なる山脈が見渡せた。

下りは地蔵尾根から途中でルートを外れてしまい、沢を下ってしまった。尻スキーで滝を降り、ラッセルしながら行者小屋へ到着。体力が限界にきたので、ここから美濃戸までがすごく長く感じられた。
道路の雪が溶け出すほどに気温の上がった美濃戸への到着は15時半。行程9時間半。

itさん撮影
八ヶ岳山荘でお風呂に入り、帰路に着いたが記憶がない。夢も見ない爆睡。
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