ルート
19日菅ノ台バスセンター(5:00)→池山尾根→空木岳(11:40)→木曽殿山荘(13:00)
20日木曽殿山荘(4:45)→熊沢岳(6:00)→檜尾岳→極楽平(10:00)→千畳敷→駒ケ岳千畳敷ロープウエイ駅(10:40)
itさんとの連休を利用した空木岳から千畳敷までの中央アルプス縦走計画。
1日目駒ヶ根高原の菅ノ台バスセンター付近の駐車場に4時ごろに到着。しばらく仮眠をとった後、明るくなった5時に出発した。この日は曇りで心配していた雨は降らなかった。池山小屋までは登山道ではなく、遊歩道を優先して通り、体力を温存した。梯子や橋のかかる大地獄、小地獄を超えて、池山尾根でいくつかのこぶを越えた後に空木岳頂上へ到着。ガスが濃く、またもや見晴らしは無し。すれ違った登山客は4グループだった。檜尾岳までは体力が持たないと判断して、この日は木曽殿越の木曽殿山荘の倉庫に宿泊。その後風が出始め、ガスがさらに濃くなり、気温も下がったために、判断は正解だったと思った。

池山登山道。

空木山登山道。頂上付近になると巨石が多い。
2日目、3時半に起床。外の様子を伺うと風が強く、ガスが濃く、湿気も酷かった。この時は昨日の判断を少し後悔した。itさんと朝食を摂りつつ相談し、状況が悪化するようだったら来た道を引き返すか、檜尾岳まで行って降りることにしようということになった。その後4時半に外の状況を確認すると、ガスはあるが明るくなり、視界はあるので先へ進むことにした。
東川岳、足場の悪い熊沢五峰、熊沢岳を超えて檜尾岳へ。ここで元々の計画である千畳敷まで行くことにしたが、ここまでのペースが速かったせいかしばらくするとルートの高低差でばててしまった。itさんに登りでは休まずに行くべしと叱られながら、とぼとぼと足を進めて島田娘へ。ルート上に残雪が混じることが2、3度あり、雪の上によじ登るのに苦労した。高低差の無い極楽平までくると少し心身が回復し、最後に軽アイゼンを付けて千畳敷の雪を蹴り分けながらロープウエイの駅に到着。この日にすれ違った登山客はいなかった。

ガスの奥から次々とピークが現れる。

ルート上に残雪。アイゼンは必要なし。

千畳敷を下る。
千畳敷駅内で生ビールを飲みながら休憩。麓に降り、こまくさの湯で汗を落とし、明治亭でソースカツどんを食べた後に帰路へ。

空木山山頂付近。

ロープウエイ駅から千畳敷。
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